はじめに~二種運転免許について~
タクシー会社やハイヤー、または介護送迎などの仕事に就くために必須となるのが「二種運転免許」です。一般的な普通自動車の免許と比べると取得のハードルが高く、難しいと言われがちですが、正しい勉強方法や技能対策を行えば十分に合格を目指すことができます。今回は、二種免許に関する合格方法や試験の流れ、難易度、路上試験での減点ポイント、さらには一発試験と自動車学校の違いまで、詳しくまとめてご紹介します。
二種免許とは?取得が必要な理由
二種免許とは「旅客を乗せて運転するために必要な免許」のことです。つまりタクシー会社で働く場合や、観光バス・送迎サービスなどでお客様を運ぶ場合、必ず取得が義務付けられています。
二種免許の対象車両
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普通二種(タクシーや小型旅客)
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中型二種(マイクロ バスなど)
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大型二種(観光バス)
自分がどのような車両を運転する予定かによって、取得する免許の種類が変わります。
タクシーだと普通二種免許が必須になります。
普通二種免許の受験資格は、年齢が21歳以上、普通 第一種運転免許取得3年以上です。
※特例教習を受講すれば、年齢19歳以上、普通 第一種免許取得1年以上で受験の条件を満たすことが可能です。
試験の流れと合格基準
二種免許取得には「学科試験」と「技能試験」があり、どちらも合格しなければなりません。
学科試験
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方式:マークシート式
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出題数:文章問題が90問(1問1点)、イラスト問題が5問(1問2点)
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合格基準:90点以上
内容は交通ルールに加えて「旅客輸送」に関する問題が多く出題されます。たとえば、乗車の際の安全確認や停車位置のルールなど、実際の現場で必要となる知識が問われます。
技能試験
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場内試験:方向変換、縦列駐車、鋭角コースなど
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路上試験:安全確認、標識遵守、危険予測など
採点は減点方式で行われ、100点からスタートし、80点以上残せば合格です。代表的な減点項目には「安全確認不足」「歩行者への配慮不足」「停車方法の誤り」などがあります。
また、視力検査もあり、普通の視力の検査と併せて、深視力という検査も行います。
一発試験と自動車学校の違い
二種免許を取る方法には「一発試験」と「指定自動車学校を卒業して受験する」2つの道があります。
一発試験
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試験場で直接受ける方式
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費用は安く済む(試験代、講習代、手数料程度)
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しかし合格率は低く、全国平均でも10%前後と難易度が高い
自動車学校(通学、合宿)
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学科・技能を段階的に学べる(教習の期間は最短で5日)
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卒業検定に合格すれば技能免除で試験場は学科のみ
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費用は高いが、合格率は非常に高い
「費用を抑えて挑戦したい人」は一発試験、「確実に取りたい人」は自動車学校がおすすめです。
技能試験の難易度と対策
技能試験では「路上」での安全確認や「場内コース」での操作が採点の中心です。
よくある減点項目
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左右の安全確認不足
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路上での歩行者優先を怠る
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指定速度の未遵守
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鋭角・縦列駐車での接触や大きな修正
これらの「的確な判断」ができるかどうかが合否を分けます。
対策ポイント
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場内コースを徹底練習(特に鋭角・縦列)
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安全確認は大げさに行う(試験官に分かる動作)
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危険予測の習慣化(歩行者・自転車・他車への配慮)
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減点されやすい場所を事前に確認
学科試験の出題傾向と勉強方法
学科試験では「交通ルール+旅客輸送」が中心です。
出題例
①旅客を安全に乗せる際の注意点
例題1)大量に乾電池を持っている者を、乗合バスに乗ることを拒否することはできない。
答え)〇乾電池の持ち込みは制限されていない。
例題2)タクシーやハイヤーが客待ちのため継続的に車を停止しても、運転者が運転席にいれば駐車にならない。
答え)×客待ちは駐車になる。
②交通ルール、標識について
例題1)駐車禁止の標識のある場所であっても、タクシーは客待ちのため5分以内であれば車を止めることができるが、車から離れるなどすぐに運転できないときは駐車違反となる。
答え)×待ちを目的とした停止は、時間の長さにかかわらず駐車違反となる。
例題2)速度が2倍になると、まがり角で横すべりや転倒させようとする遠心力は2倍になる。
答え)×速度が2倍になれば遠心力は4倍,速度が3倍になれば遠心力は9倍となる。
勉強方法
とにかく過去問・問題集を繰り返し解いて問題に慣れることが重要です。
また、過去問や問題集を通して、自分の苦手な分野を理解し、苦手な箇所を重点的に勉強していくことも大切です。
注意点としてひっかけ問題がかなり多いため、文章を最後までしっかり読み回答することを心がけましょう。
旅客輸送の問題が苦手な場合は特化したテキストで理解を深めることも良いでしょう。
二種免許取得にかかる時間と費用
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一発試験:費用は数万円程度、合格までに複数回かかることが多い
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自動車学校:費用は28~40万円前後、日数は約2~3週間
費用面では一発試験が圧倒的に安いですが、トータルでの合格率や就職までのスピードを考えると、自動車学校の利用を検討する人も多いです。
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二種免許を取得する際、一般的には30〜40万円前後の費用がかかります。さらに、一発試験を選んだ場合は受験料そのものは安いものの、合格率が低いため複数回受ける人も多く、結果的に費用も時間もかさんでしまうケースが少なくありません。
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本記事のまとめ
二種運転免許は、タクシー会社や旅客輸送業界で働くために必須の資格です。
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学科試験は90点以上が合格基準。
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技能試験は減点方式で70点以上が合格ライン。
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一発試験は費用が安いが難易度が高い。
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自動車学校は費用が高いが合格率が高くおすすめ。
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正しい方法で学び、路上での安全確認を徹底すれば、決して不可能な試験ではありません。ぜひ自分に合った取得方法を選び、合格を目指してください。
【お問い合わせ先】
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2025年10月3日投稿